

国名/タンザニア
標高/1,702m
地域/ソングウェ州 ムボジ地区
生産者/イユラ協同組合
品種/ブルボン(N39 90%、KT423 10%)
精製/フリーウォッシュド
焙煎/深煎り
21/22 ニュークロップ入荷しました!
挽いたすぐから香るロースト香、カカオやダークチョコレートのような風味、クリーミーで安定した分厚さ、やや粘性のある質感が大変素晴らしい深煎りです。
Flavor:
Cacao
Dark chocolate
Creamy
Rich body
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イユラ組合(IyulaAMCOS*)のあるイユラ村では1938年からコーヒーの生産が行われてきました。最初のコーヒーの種子は現在組合の書記を務めるMchina氏の曽祖父が、ルングウェ地区の
宣教師から入手したといいます。その後、1952年に組合が設立され、1981年まではCA(Coffee Authority of Tanzania,タンザニアコーヒー協会)により管理されていました。長い間、農家宅で収穫~乾燥までを行うホームプロセスで精製を行っていましたが、ムシンビジ川から水を引き2009年にパルパーを購入したことで2010年からフリーウォシュドへ精製を移行します。現在はIyula,Hateteの村に住む230名のメンバーが在籍しています。
農家は収穫したコーヒーチェリーを午後2時から6時の間にCPU*へ持ち込み、午後4時頃からパルピングを行います。収穫量の多い時期はパルピングの作業が午前3時頃まで及ぶこともあります。その後、ウェットパーチメントはカナルでの比重選別により4段階のグレードに分けられます。そして、天候に応じてドライファーメンテーションを24時間~48時間行い、カナルでの水洗、8~12時間のソーキング、ドライングテーブルで9~14日間かけて天日乾燥させられます。
*AMCOS 'Agricultural Marketing Cooperative Society’
タンザニアにおける生産者の協同組合
*CPU 'central pulping unit’
タンザニアで農家が共有する水洗処理場