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COSTA RICA Las Lajas Micromill Finca Sabana Redonda Natural(Black Diamond)
国名/コスタリカ
標高/1450-1600m
地域/サンバニージャ地区アラフエラ、セントラルバレー
農園/サバナ レドンダ
品種/ヴィジャサルチ Villa Sarchi
精製/ナチュラル(ブラックダイアモンド)
焙煎/浅煎り Light roast
<トップクオリティの精製先進国を誇るコスタリカ。長期間のスロードライングにより精製されたブラックダイアモンドが登場>
焙煎はハゼ後80秒程度。中浅煎りよりの浅煎りに仕上げております。
お湯を注ぐ瞬間から立ちこめるベリーフレイバー!
熟度が高く、ラズベリーのようなジューシーな酸に圧倒されます。
だんだんと赤ワインのような風味があらわれ、まさにお酒のような複雑な香味、口いっぱいに広がるベリー系の果実味。
そして、チョコレートのような甘さの余韻が長く続く逸品。
インパクトがあり、派手。
少々お高くなりますが、間違いなし。
ハニー精製の詳細やレジェンド、オスカル氏とフランシスカチャコン氏の取り組みも、ぜひご一読くださいませ。
Flavor:
Raspberry
Cranberry
Winy
Whiskey
Chocolate
Sweet
Super long aftertaste
※こちらはSTARTER SET対象外になります。
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コスタリカは精製先進国。
ラス・ラハスでは、いくつかの手法が異なるハニーとナチュラルコーヒーを作っています。彼らのハニーの手法においては、ミューシレージが100%豆に残されたまま、様々な方法で乾燥されます。彼らは、コーヒーの収穫された日の天候に基づいて、どの手法で加工するかを決定します。
イエロー・ハニー:100%のミューシレージを残し、アフリカンベッドでの乾燥、1時間おきに上下を返す
レッドハニー:100%のミューシレージを残し、アフリカンベットでの乾燥、1日に数回、上下を返す(イエローより頻度が低い)
ブラックハニー:100%のミューシレージを残し、アフリカンベッドでの乾燥、1日に1回だけ上下を返す
ペルラ・ネグラ:適宜上下を返しながら、10日間の天日乾燥、その後、袋に入れられ2~3日寝かされたあと、アフリカンベッドの上で仕上げの乾燥を行う
アルマ・ネグラ:パティオで乾燥のあと、一晩積み重ねたまま保管し、日中になったら再び広げる
ダイアモンダ ネグラ:新しい加工処理方法。ビニールハウスの中で積み重ねて乾燥させる
(ハニープロセスの意味については国ごと、農園ごとに異なる定義があります。いずれのレベルのハニーにおいても100%のミューシレージを残すという手法はラス・ラハス独自の方法です。)
ラス・ラハス マイクロミル三代目であるオスカルとフランシスカ・チャコンは、品質と確信に情熱を傾ける生産者であり、コスタリカでも最も早くハニーコーヒーを作りはじめたことで、最も知られている存在だといえるでしょう。チャコンたちは、コーヒー生産がもたらす環境への影響について真剣に考えており、この地域で数少ない、オーガニック認証を受けているマイクロミルの一つです。
温暖化と気候変動により、チャコンたちは農園の暑さを和らげる為のシェードツリーの増殖と、ここ数年の不定期な降雨に備えるための灌漑システムを作るかどうか検討しています。オスカルは、水の使用量を抑える為、果肉除去機を導入しており、全てのコーヒーはナチュラルまたはハニーで処理されるため、このミルでの水の使用量は非常に少なく抑えられています。
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収穫時期と加工処理は、オスカルとフランシスカの二人が注意深く管理しています。収穫が近づくと、フランシスカはチェリーの糖度を計測し、収穫のベストタイミングに気を配り、糖度が約22度(Brix値)のとき、収穫を始めます。糖度計で数値を計測し、それに基づいて収穫することは、赤以外の色に色づく新しい品種のときにも役立ちます。リフラクトメーター(屈折計)の使用は、高品質なナチュラルやハニーコーヒーを生産するときに鍵となる、熟度の均一性の保持に役立ちます。