
TANZANIA Shongo AMCOS AA Fully W wased
国名/タンザニア
標高/1683m
地域/ムベヤ州ムベヤルーラル
品種/Bourbon(N39) 90%,Kent(KP423) 10%
精製/ウォッシュド Fully Washed
生産者/ションゴ村、イガレ村の生産者86名
焙煎/深煎り Dark roast
ハーブのような香りや、ほのかなロースト香にふくよかなボディ感、キャラメルのようなほんのり甘さが伴うほろ苦みが最後まで続き、充実した香味を楽しめます。
冷めてくるとカラメルソースのような濃厚な風味があらわれ、一貫したビター感や力強さが特徴の深煎りです。
アイスコーヒーはもちろん、ミルクで割ってもおすすめです。
Flavor:
Herb
Caramel sauce
Bitter taste
Rich-body
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母体となるンカマシ・ションゴ・ファーマーズグループ(FG)は2004年に創設され、軒先で精製するホームプロセスコーヒーを作ってきました。2017年にFGとしてパルパーを購入し、精製工程を一本化することにより、安定した品質のウォッシュドコーヒーを生産するようになりました。2018年、レギュレーションの変更に伴い、生産者グループ(FG)から、栽培・精製・販売まで行う農業協同組合(Agriculutural Marketing Cooperative Society AMCOS)に合流することとなり、名称がNkamashi Shongo FG から Shongo AMCOS となります。
収穫されたチェリーは毎日13時から18時までの間にウェットミルに持ち込まれ、夜中の12時までパルピングが行われ、パーチメントは水路でP1、P2、P3、その他に選別されます。24時間のパーチメント発酵を経て、12時間かけて水洗いし、乾燥場で9-14日間天日乾燥させて仕上げます。
タンザニア本土にコーヒーが伝わったのは1863年。レユニオン島に進出していたフランス・カトリック聖霊会派の神父らによってブルボン種が持ち込まれ、日本でモカやブルーマウンテンとならぶ人気銘柄のひとつとなっているキリマンジャロに伝わったのは1898年。1920年代にはケント種が伝えられました。タンザニア経済は農業に立脚しており、労働人口の約70%が農業に従事しています。コーヒー生産農家が45万世帯あり、生産量全体の90%を占めるほど、小規模農家が多く、また何らかの形で、約240万人全人口の6%がコーヒー産業に関わっています。キリマンジャロコーヒーは上質のコーヒーとして世界中で愛好される主要輸出品であり、貴重な外貨獲得源となっています。